第2章

みらオンのInstrumentalがバキバキに攻めている。
ワルキューレ史上最高のドライブ感を持つ曲と言っても過言ではないだろう。音の数が多く派手に鳴り散らかすサマは間違いなく第2章。これの後に過去の曲を聴くと「あれ、ちょっと大人しいのでは?」とうっかり思ってしまうほど。

歌詞も笑っちゃうほど強い強い。面の皮が分厚いだのどっか消えておくれだの、いくじなしヤロウはやきもち焼きな嘘つきだの。女の芯の強さ的なものを歌う内容だけど、それは単に言葉で表現しただけのものじゃない。歌詞が乗る前時点で既に音の主張が激しいところに敢えてこの歌詞をぶつけたような感じさえしており、その相乗効果で「前に進むんだ切り拓くんだ」という勢いを体現させている。

曲の激しさは彼女らがここまで歌唱力で高く評価されて来たからこそと思う。音が多くても激しくても彼女らは破綻なくまとめる実力がある。ここまでの歩みが結実したと確かに感じられる新曲であった。
DL販売やサブスクだとInstrumentalが聴けないと思われるので、是非CD現物で聴いて欲しい。CDを初回限定盤で買えば犬フェスでのワルキューレLV映像もくっついてくるんだし。普通LV映像お蔵出しとかあんまりないぞ多分。


しかし聞くところによれば、新曲は「劇場版新作のストーリーを聞いた上で歌った」ものではないのだそうだ。というより河森さんがあまり教えてくれないようで、こんな強いものをアーティストに要求する劇場版は一体何をしようというのだろうか…。

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先週、SEL70350Gを購入した。時勢柄もあるので即戦力とは言い難い。ただこれから必要になるというか前々から欲しかったものであるには違いないので、長い目で見てこの時期の購入となった。


今予算10万円あったら何に使うかは何度も繰り返し考えた。iPad proを持っていなかったら間違いなくiPad proにしていたと思う。USB-Cを備えてあのパワフルさは本当に便利で、半年前に一眼を買うに至ったのも、(一眼買う1年前に買った)iPad pro導入で劇的にカメラを持って出掛ける機会が増えたのが大きく影響している。もちろん家でも何かと大活躍だ。

ノートPCを更新するかどうかは前々回エントリから今一度考え直した。そんな折、DELLが新型2in1「Inspiron 14 5000 2-in-1」を発表。2in1は機構上の制約かスペックが抑え気味になることが多いなか、こいつはCPUがIntel/メモリが16GB/SSDが512GBを備えつつ、クーポン適用がうまく行けばかなりいいところまで値段が下がる。
しかし重量1.6kgが無理だった。ノートPC最大の利点は「場所を問わず自宅のデスクトップと同じOSを使える」ことにあると思っているが、鞄の中にしまうものとしてはiPad proの470gでさえ無視出来ない要素になっている。1.6kgなぞ確実に持ち歩くのが怠いのは明らかだった。
持ち運ばないなら家はデスクトップで良くなってしまうのだ。
ということで結局却下。

どうしてもノートPCを買わなければいけない状況にあるのでなければ、10万円の予算の使いみちはiPad proを強くオススメしたい。proを選ぶことで数万円跳ね上がりはするし実際にproの前はminiを使っていたけれど、USB-Cの有無でかなり利便性が変わってしまう。これがあまりにも無視出来ない。
さっさと全モデルUSB-Cにしてくれればいいのにね。