2017年

大体1年の展望なんてのはその通りにいかないものだ。

2016年は特にそれのオンパレードだった気もする。自分にとっての2016年とはμ'sファイナルライブがあり、キンプリがまさかの興収を叩き出し4DXを実現させた前半時点で終わっているつもりだった。残りの半年は適当に。
ところが本番はむしろそれ以後だった。映画では「シン・ゴジラ」がやって来て「君の名は。」がやって来た。他にも「この世界の片隅に」や「聲の形」など夏以後は話題作が途切れることはなかったし、更にキンプリが応援上映を広く周知させた結果これら2作含め大型作品でも同種の企画が次々行われるようにもなった。
1年前には想像出来たとしても寝言レベルだったことが今や普通に現実である。世の中の流れはマジ速い。
 
さて、何が起こるかわからないとは言っても個人的な指針みたいなものは一応ある。
一応去年の今頃で意識しつつはあったが本格化していなかったこととして、「メインストリームからもっと外れる」が2017年は進むと思う。これはそういう指針というより指針の結果としてそうなるという見込み。
ここ3年ほど、部分的ではあるがメインストリームの只中でワチャワチャしていた感覚がある。元々流行りに次々乗っていくタイプではない自分にすれば、それはそれで楽しいことも新しい体験も数多くの気付きを得ることも出来たが、それまでやっていたことが犠牲になっていく状況に少しずつフラストレーションが溜まっていたことも事実。
2016年はその解消が途上の状態だったので引き続き努めつつ、(自分にとっては)かなり重大な問題になっている「日本語力の足りてなさ」への取り組みがまずは目下に迫る課題といったところか。

今年は前厄、来年は本厄。大変なことにならないように、でも前には進めていけるように。時間は思っているほど余ってはいない。